今回は、マインクラフトで建築を始めたばかりの初心者の方に向けて、単調な四角い家(いわゆる豆腐建築)から卒業するための基本的なコツや、見栄えをぐっと良くするアイデアについて詳しく解説していきます。
建築の基本:のっぺり感をなくす工夫
初心者がやりがちなのが、壁を一面同じブロックで作ってしまうことです。これではどうしても平坦な印象を与えてしまいます。立体感を出すためには、ちょっとした工夫が必要です。
柱と壁の素材を分ける
家を建てる際、まずは柱となる部分と壁になる部分の素材を変えてみるのがおすすめです。例えば、原木を柱として使い、壁には木材や丸石を配置するだけで、一気に建物らしさが増します。原木を四隅に立てて、その間を埋めるように壁を作っていくとバランスが取りやすいでしょう。
奥行きを持たせる
壁と柱を同じ平面に配置するのではなく、壁を柱より1ブロック奥に引っ込めて配置することで、建物に奥行きが生まれます。たったこれだけの違いで、のっぺりとした印象が劇的に改善されます。窓枠周りにも階段ブロックなどを配置して、少し出っ張りを作るとさらに効果的です。
屋根の作り方で印象をガラリと変える
四角い箱型の家から抜け出すための最大のポイントは、屋根の形状です。平らな屋根ではなく、傾斜をつけることで本格的な家屋に見せることができます。
階段ブロックを使った基本の三角屋根
もっともオーソドックスで作りやすいのが、階段ブロックを使用した三角屋根です。壁の上部に階段ブロックを一段ずつずらしながら重ねていき、頂点で合わせる形です。このとき、壁のラインよりも1ブロック外側にはみ出すように屋根を張る(軒を作る)と、雨よけのようなリアルな形状になり、建物のプロポーションが美しくなります。
ハーフブロックで緩やかな屋根を作る
階段ブロックの代わりにハーフブロックを使用すると、傾斜の緩やかな屋根を作ることができます。和風建築や、少し横に広い建物を建築する際に非常に相性が良いです。また、階段ブロックとハーフブロックを組み合わせることで、より複雑で独自性のある屋根のラインを描くことも可能になります。
内装づくりで生活感を演出する
外観が完成したら、次はもちろん内装です。家の中が空っぽのままでは少し寂しいため、身近なブロックを組み合わせて家具を表現するテクニックを取り入れてみましょう。
階段と看板で作るソファ
リビングルームに欠かせないのがソファです。階段ブロックを横に2〜3個並べて配置し、その両端の側面に「看板」を貼り付けるだけで、肘掛け付きの立派なソファの出来上がりです。木材の階段ならナチュラルな雰囲気に、ネザークォーツの階段ならモダンな革張りソファのような質感になります。
カーペットとハーフブロックの机
ソファの前にはローテーブルを置きましょう。ハーフブロックをそのまま置くのも良いですが、フェンスを1本立てて、その上にカーペットや感圧板を乗せると、スッキリとした一本脚のテーブルに見立てることができます。部屋の真ん中にカラフルなカーペットを敷き詰めてラグを表現すると、一気に部屋全体が明るく、温かみのある空間へと変化します。
樽やチェストを活用した収納スペース
実用性も兼ねた装飾として、収納アイテムを壁に埋め込むテクニックがあります。通常のチェストは上にブロックがあると開きませんが、階段ブロックを逆さに配置してその下にチェストを置けば問題なく開閉可能です。また、「樽(たる)」はどの向きで置いても開くことができ、木目調のデザインが棚やキャビネットの一部として非常に馴染みやすいので、キッチンや作業場の装飾として大活躍します。
装飾で建物を彩るアイデア
建物の形ができあがったら、次は周囲や外壁の装飾に取り掛かりましょう。ディテールを追加することで、生活感や温かみのある建築に仕上がります。
窓の工夫
ただガラスブロックをはめ込むだけでなく、窓の周りを装飾してみましょう。
- トラップドアを利用する:ガラスの左右にトラップドアを設置して開いた状態にすると、鎧戸(よろいど)のようなおしゃれな装飾になります。
- プランターを作る:窓の下に土ブロックや草ブロックを置き、その周りをトラップドアで囲います。そこに花を植えれば、可愛らしい窓辺の完成です。
- ガラス板を使う:通常のガラスブロックではなくガラス板を使用すると、壁に少し窪みができて立体感が生まれます。
光源を自然に配置する
湧き潰しのために松明を床や壁に無造作に置くのは、せっかくの景観を損ねてしまう原因になります。ランタンやグロウストーン、シーランタンなどの光源アイテムを上手く活用しましょう。
- フェンスを天井から吊るし、その下にランタンを配置してシャンデリア風にする。
- 葉っぱブロックの中に光源を隠して、間接照明のように周囲を照らす。
- 地面にハーフブロックを敷き、その下に光源を埋め込んで足元から照らす。
外観だけでなく周囲の環境も整える
建物単体ではなく、その周囲の環境も整えることで、建築のクオリティはさらに一段階アップします。
道と植物の配置
家の前には、シャベルを使って草ブロックを右クリックし、「土の道」を作ってみましょう。さらに、その道沿いにランダムに丸石や砂利を混ぜることで、人が歩いてできた自然な小道に見せることができます。また、家の周囲に骨粉を撒いて草や花を生やしたり、葉っぱブロックを手作業で配置して生垣を作ったりすると、建物が風景に自然に溶け込みます。
小さな付属建築物を追加する
本邸の横に、少し小さめの建物を添えるのも効果的です。例えば、動物を飼うための可愛らしいフェンス付きの小屋や、小麦を育てるための小さな畑、あるいはちょっとした井戸などを作成することで、その場所に「生活している感」が強く出ます。
今回は、マインクラフトで建築を上達させるための基本的なテクニックをご紹介しました。いきなり巨大なお城や複雑な街を作るのは難しいですが、まずは小さな家を一つ、これらの工夫を取り入れて作ってみてください。柱と壁の素材を分け、屋根に軒を作り、窓の内外を装飾する。これらの基本を繰り返すうちに、自然とあなただけの素晴らしい建築のアイデアが湧いてくるはずです。